BH6でCeleronを使って

"Celeron450A"ブームと共に雑誌等でも扱われるようになったBH6と巨大ファン。
しかし、ちょっとした油断が招く興味深い事態。



 1998年から始まったCeleronクロックアップブーム。我が家も1999年1月にそれまでのSuper7環境のトラブルから、Celeron300Aシステムに移行を決意。300Aといえば、やっぱりBH6。ということで我が家のシステムはここ1年間、BH6+Celeron300Aです。最初、我が家では450MHz駆動は失敗していたのですが、知人がBH6に移行する際に、その原因がメモリにあることが判明、PC100対応のDIMMに買い換え、さらにCeleronをそれまでのSlot1版からSocket370版に変え、ファンも強化しました。

 さて、既に時代はPentium!!!。おそらく当時Celeron450Aに興じた面々はとっくにほかの環境に移っていることでしょう。しかし、別段不満もなかった当方、今でのCeleron450Aがメインマシンです。勿論、クロックアップ動作ですから、いつトラブルが起こるかもしれません。そういう意味での覚悟は多少はあったのですが、今回の事態はちょっと違いました。

 Windows2000をインストールしたりしている課程で、パソコンですくに衝撃を与えるとマシンがフリーズしたり暴走したりするようになりました。まぁ、この場合最初に疑うのはHDクラッシュと各種コネクタの接触不良。しかし、それらはことごとく問題なし。おっかしぃなぁ、と試行錯誤していて、特定された原因は、なんとSlot1の接触不良という物でした。
小学生の工作並の応急処置。しかし見難いですね(^^;
CPUがぐらつかないように透明なテープで固定。

 Celeron450Aのポイントは放熱。そのための大きめのファンと放熱板の重さによる長年のストレスが、Slot1の端子を押し下げてしまったという、全く持ってお間抜けな話。しかし、間抜けな原因とはいえ事態は深刻。床に設置すれば卓上よりは振動が少ないかもしれませんが、振動が「無い」訳ではありません。

 そこで、これまた間抜けな方法ですが、CPUガイドとケースをテープで結び、CPUクーラーと反対側に力を加えることで強制的に接触させることに。これで多少の衝撃では暴走しなくなりました。

 この小学生並の方法、勿論一過性にすぎません。おそらく数週間もしくは数日でSlot1そのものがだめになってしまうでしょう。近日中にM/Bを買い換える必要がありますね。

 しかし、Slot1の耐久性そのものは、ほかのM/Bでも同じはず。さて、どうしますかねぇ……。使ってるCPUクーラー、放熱板とファンがねじで留められているので、ファンだけをほかの物に変えてみるか、それともその逆に放熱版をもっと小さめの物にするか……。

 ここで気になるのは、おいらのファンはまだ比較的ふつうな物だ、ということ。中にはBH6では使えないぐらいで買い物も存在するはず。いったいどうやってるんでしょうか?足でも着けてるのかなぁ?ンなばかな……

 どなたか、Slot1のM/Bで大きなファンを使うときのアドバイスとか良い方法をご存じでしたら、是非こちらまでご連絡ください。


<2000.02.23>


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