らんらんLAN
〜家庭内LAN設置奮闘記〜
 
2台以上のマシンを使うんだったら是非入れたい家庭内LAN。
ここでは、実家新築に伴う企み(笑)も含めた
PC-98・PC/AT・Mac のLAN 構築記をご紹介します。





 



初期環境
 最初は PC-9821Ap3 と PC/AT 互換機だけの LAN 環境でしたが、その後 MN128-SOHO、PC/AT ノート、Macintosh などが加わり、現在はこのようになっています。
(以下固定ピッチフォントにて参照のこと。10BASE-T 使用。)
 
                  +--------------+
                  |MN128-SOHO/DSU|
                  +----+-+-+-----+
                       | | |
      +----------------+ | +---------------+
      |                  |                 |
+-------------+                     +--------------+
|  自作PC/AT  |                     |5 PORT HUB    |
+-------------+                     |EH-505 (pci製)|
                                    +--------------+
                                        | | | |
      +---------------------------------+ | | +---------------+
      |                  +----------------+ |                 |
      |                  |                  |                 |
+-------------+   +--------------+   +-------------+   +-------------+
| PC-9821Ap3  |   |Macintosh IIci|   | PS/V Vision |   |  Nx ノート  |
+-------------+   +--------------+   +-------------+   +-------------+
 
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壁埋め込み作戦と失敗談
 さて、今度実家を立て替えることになり、地下室(書庫)が出来ることになりました。おいらの部屋は二階、いろいろな書籍の情報を二階まで運ぶのも面倒なので、地下に一台マシンを起き、LAN で結んでしまおうと考えました。地下担当は友人からもらった PS/V Vision。ディスプレイ一体型はこういう用途にはぴったりです。

 さて、実際に建築業者の方と入念な打ち合わせをして、以下のようなコンセント仕様にしてもらいました。


|●●| |◎| |☆| |◇|
|●●| | | |★| | |

●:100VA交流(つまりコンセント)
◎:アマチュア無線用穴
☆:NTT への電話線(NTT と DSU をつなぐ ISDN 線)
★:一階への電話線(SOHO からのアナログ線をつなぐ)
◇:地下への 100BASE-TX 線


 しかし、下請けの電気屋のミスで、実際にはこう配線されてしまいました。

 
|●●| |◎| |☆| | |
|●●| | | |◇| |★|
 

 これでは LAN の線を工事する際に電話線に触れる可能性があり、万が一のことを考えると素人では工事が出来ません。何しろ電話線というヤツは、技術的には恐ろしく簡単な工事であっても、免許がないと施工できません。つまり、ちょこっと断線したからといって、おいらがさくさくっと直すことが出来る物ではないのです。

 その後、建築業者と協議の上、向こう持ちで電気屋に 100BASE-TX 線を引いてもらうことになりました。この辺のフォローというか、対応の素早さはさすがは大手業者、と言う感じです。

   ……まぁ、どーせ地下室の整理が付いてないから工事できないんだけどね(爆)。


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ケーブルTVによる常設線モニター応募失敗
 新居をケーブルTVにすることが急遽決定、CCNと契約を交わしました。

 しかし、とある日 CCN のホームページに行くと、

「インターネット接続サービスモニター応募は終了しました」
 
 ……………………………………………。
 だーーーー!!!応募しとったんかい!!!(- -)

 実は、契約前からCCNが将来的にインターネット接続サービスをすることは知っていて、営業の方ともその話で盛り上がったのですが、その盛り上がっていたとき(=契約時)に実は既に応募が始まっていたというオチが。

 ……………………………………………。
 教えてくれてもいーんじゃないの!?>営業の方

   まー、逆恨みなのは分かるけど、こーゆー細かい配慮が無いのって、契約後にトラブル起きた時の事を考えると心配です。

 ……まぁ、契約中のプロバイダ(ここ、プロペル)との契約を破棄する気はないので、いざとなればこっちでやっていけばいーんだけど。



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ケーブルTVによる常設線第2回モニター応募
 今日、ケーブルTVの新しい番組表とともに、インターネット接続サービスの第2回モニターの応募広告が!!!

 ……web サイトには告知してないんだけどなー(^^;;;;;

 先着300名、ということなので、早速電話していろいろ問い合わせた上で資料を送ってもらうことに。当初、メールや web 容量はもらえないかと思っていたら、ちゃんとサービスがあるらしい。

 とはいえ、上位が ODN かどこからしいので、下手するとここより重いかも。まぁ、前にも書いたけど、プロペルと解約するつもりはないですけどね。

 ……最後の関門は、工事費の2万円をどうするか(n2 爆)。


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ケーブルTVによる常設線、問題点浮上
 今日、電話で詳しい事を聞いたら、このサービス、言ってみればケーブルTVのケーブルを使って、各家庭のパソコンをホストマシンの LAN に吸収、そこからインターネットに結ぶらしい。

 つまり、各パソコンの TCP/IP の IP アドレスは「ローカルアドレスが」指定されて、固定になるらしい。

   ぉぃぉぃ、じゃぁ既に LAN を組んでるおいらはどーなる!?

 今回の実験サービスでは「独立したパソコンを用意できる方」のみらしい。とはいえ、夏の正式サービス開始時でも IP アドレス固定、というのは変わらないらしい。

   つまり、自分の LAN にパソコンを追加するたびに、いちいちケーブルTVに連絡する必要が出てくるわけで。

 ……冗談ではない。現実的に不可能である。

   この仕様が変わらない限り、契約することはないだろう(;_;)
 

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壁埋め込みのための部品調達
 春休みも終わってしまいそうな今日この頃(爆)、壁に埋め込むための部品を買いに行きました。

 我が家に関して言えば、先のコンセント誤配置と言い、トラブルが結構少なくない状態なので、おそらく電源線(家庭用 100V)と離して管を通してくれたりはしていないだろうと踏んで、当初使うケーブルは STP を考えていました。長さは大抵 10m、50m、100m という区切りなので、10じゃ足りないし100は多すぎると思い50mを選択。いざ秋葉原へ。

 ところが、STPの切り売りはなく、100m からとか。ぁぅ〜、いくら何でも 100m はいらないでしょ(;_;)

 お店の人の話だとそれほど気にする必要なく、UTPケーブルでも平気じゃない?とのこと。その辺もふまえ、実際に家の業者の方にお伺いすることにして、今回はテスターとコネクタのみを購入。

 テスターはリモート対応じゃないと困るので結局合わせて1万円を超えてしまいました。うーむ、最終的にはいくらになる事やら・・・

 CATVによる常設線に関しては、一台ゲートウェイマシン(決してGateway社のPCという意味ではない(笑))を組んで LAN カードを2枚差しにし、FreeBSDなどの IPマスカレードを使えば解決するとの情報を得たのでちょこっと再検討中。

 とはいえ、めんどいなぁ・・・(ぉぃぉぃ

 
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壁埋め込み工事完了
 え〜……(^^;

 ぜんっっぜん更新していなかったのですが、とっくに壁の埋め込み線の工事は完了しております(^^;

 ケーブルにはUTPケーブルを使いましたが、今のところ問題は起きておりません。ただ、今のところ10base-Tでしか結んでいないので、将来的に100base-TXに移行したときにどうなるかは未知数です。ま、あまり心配はしていませんけどね。


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MS-DOSマシンをLANに収容
 さて、LANを導入する場合に主要なOSとしては、Windows9xやMacOSがありますが、勿論それ以外のOSでもそれなりのソフトを使えばLANに収容できます。

 さて当方が所有するノートパソコンのLB2030A、最近とっても調子が悪く、他社製のパラレル接続CD-ROMでのリストア中にリブートするようになりました。ちなみにリストアプログラムはDOSのプログラムです。しかも、NEC純正のCD-ROMを借用して試しても暴走する始末。度重なるリブートと、「何でメーカー純正のCD-ROMで暴走するんだ!」という恐ろしいストレスを我慢しながら、試行錯誤の末に、とりあえずまともなWin95C環境の作成に成功しました。とはいえ、この環境にまた戻すとなると、とてつもない苦労が予想されます。

 そこで、MS-DOSをLANに収容し、Win98マシンのMOにバックアップを取り、リストア時にはそこから単なるファイルのコピーで大丈夫なようにしようと考えました。単なるコピーで暴走したら、それはもう完全な故障ですからねぇ。

 さて。DOS上でLANを使えるようにする方法は、別途「こらこらコラム」で解説することにします。詳しくはこちらを参照してください。……まぁ、DOSのイネーブラが用意されている、もしくはNE2000互換のNICとクライアントソフトを用意して、あとは設定するだけです。

 基本的にDOSであってもWinであっても、設定方法が違うだけで、さしたる問題はありません。というのも、DOSもWinもMicrosoft製であり、ちゃんと互換が取られているからです。

 問題はMacとのファイル共有ですね。専用ソフトを用意する以外では、webサーバーやftpサーバーを立ち上げてしまうという方法もありますが、なかなか一筋縄ではいかないようです。この辺は後々やっていきたいと思っております。


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CATV常設線を導入!
 悩んでいたのですが、昼間使う機会も増え、テレホ解約すればまぁ良いだろ、と言うことで、先月導入しました。

 IP固定の関係上、LANには直接ケーブルモデムを挿せないので、今はメインマシンにNICを2枚差し、それをプロキシマシンとしています。パケットが時間帯によっては良く落ちる、ICQのファイル転送がうまく行きにくいなど、問題が全くないわけではありませんが、それでもこの速度と「常設」というメリットは大きいですね。

 ちなみにICQは、ファイルを受信する場合は内部IP固定に、送信する場合は自動割り当てにした方が、うちでは成功率が高いです。ま、偶然かもしれませんけどね。
 そのうちケーブルモデム向けローカルルータを導入したいですね〜。

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